おかげ様で、運動会を開催できました。コロナ禍の中、3密が心配される行事はとても気を遣います。たくさんの方に参加していただきたい気持ちは山々なのですが、もし感染者が出た時どうするか。まず、参加者のその後の行動、所在が明らかであることが求められます。 続きを読む 幸せなお母さんと子どもの気持ちのいい関係…お母さんと子どもは一心同体ではありません・・・
「月刊たんぽぽ」カテゴリーアーカイブ
子育てに絵本を
「ちょっとだけ」という本の中に、「ママ、ちょっとだけ だっこして‥」となっちゃんがお母さんにお願いする場面があります。赤ちゃんが生まれて、お母さんは赤ちゃんにつきっきり。お姉ちゃんになりたてのなっちゃんは、何でも自分でやろうと頑張ります。ある日、一人で遊んでいたなっちゃんは一人で家に帰るのですが、疲れて眠くてたまりません。 続きを読む 子育てに絵本を
子育てに絵本を
先月は季節外れのキャンプの話になってしまいましたが、子どもの成長を描いた絵本に、同じく林明子さくの「いもうとのにゅういん」があります。お母さんに、「あさえちゃん、たったひとばんで ほんとうに おおきな おねえさんに なったのね」と、ぎゅっと抱いてもらいます。 続きを読む 子育てに絵本を
子育てに絵本を
「ころころころ」という本があります。この本を読むのはとてもむつかしいです。とにかく「ころころころ」が続くのです。淡々と読んでもいいのですが、階段をころころの場面では玉の気持ちになって弾むようにとか、明るい坂道では軽やかにとか、暗い場面では低い声でとか、こんな感じかなと思って読んでいました。この作者の絵本の作者である元永定正先生が「この1冊は人生を表している」と述べておられました。 続きを読む 子育てに絵本を
子育てに絵本を
「おーい父親という本を執筆している汐見稔幸先生は、「乳幼児期の言葉と文字を考えるにあたって」の中で次のように書いています。言葉が発達するとは、子どものどのような力がどう育っていくことなのか? 続きを読む 子育てに絵本を
子育てに絵本を
岡本夏木先生の「子どもと言葉」の中に、子どもの言葉の獲得過程について、「外的刺激の機械的影響として受け取るのではなく、子ども自身が自分の能動的な活動を通して、自分のものとしていくところが発達である。子どもはオウムとしてではなく、自分の活動を通して、選抜して自主的に言葉を使い始める。」と書いています。 続きを読む 子育てに絵本を
子育てに絵本を
子どもはどのようにして、言葉を獲得していくのか。
私はよく保護者の方に言うのですが、「子どもは言葉をためておいて、そして、ある日突然出すんですよ。」と。私たちは小さい子どもと手をつないだ時、一緒にいるとき、見る物何でも「葉っぱが落ちてるねぇ!」 続きを読む 子育てに絵本を
子育てに絵本を
先月号に、『子どもは、同じ絵本を繰り返し読んでもらっているうちに、「ことば」から頭の中にイメージを描き、絵本の中の絵と共に、想像の世界をどんどん広げていく。「ことば」を耳から聞き、「絵を読んでいる」子どもは、絵本を積極的・主体的に読んでいる。』と書きました。 続きを読む 子育てに絵本を
子育てに絵本を
子どもは1ページ1ページじっと絵を見て聞いています。この時子どもは、ただ絵を見ているだけでなく、「絵をじっと読んでいる」のです。同じ絵本を繰り返し読んでもらっているうちに、「ことば」から頭の中にイメージを描き、絵本の中の絵と共に、想像の世界をどんどん広げていきます。「ことば」を耳から聞き「絵を読んでいる」と、子どもは絵本を積極的・主体的に読んでいきます。 続きを読む 子育てに絵本を
子育てに絵本を
指宿市は昨年度「読書推進計画」なるものを作成しました。(先月、お配りしました。)年齢が上がるほどに本に触れない子どもが増えています。「子どもの身近に本を!」と言うのですが、乳幼児期の子どもにとって、読んでくれる大人がいないと、何の効果もありません。今の世の中、子どものためにとお金はかけても、手間と時間はあまりかけていないように思います。 続きを読む 子育てに絵本を