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育ちの根っこにこだわろう(子ども一人ひとりの育ち)

連日、プールやシャボン玉などの夏ならではの遊びを楽しむ声が聞こえてきて、保育者の気持ちを明るくしてくれます。子どもたちの心が解き放たれて、友達と一緒に遊ぶことが、こんなにも楽しいのだと感じる季節です。ただ単に楽しいのではなく、心弾む想いや水の感触に驚いた気持ちなどを、先生と友だちと共有するからこそ、嬉しさが倍増しているのです。自分の思いが叶えばそれでよかった子どもたちが、『友達も一緒!』と感じられる夏の遊びは、特に3歳以上の子どもたちの内面を大きく成長させます。 続きを読む 育ちの根っこにこだわろう(子ども一人ひとりの育ち)

こども園の様子

WAKUブロックで共同制作にチャレンジ!グループ内での話し合いが文句の言い合いになることがありましたが、保育者が「こうしたらいいんじゃない?」等アドバイスしながら進めていきました。遊んでいくうちにグループのお城から近くのお城同士に道を作って街が完成!子どもたちも「大きいのができたね」と満足気でした。言い合いになった子たちも「〇〇くんが作ったここ、すごいね」と褒め合う姿も見られました。子どもの主体性を大事にしながら、子どもたち自身が夢中になれる遊びがどんどん広がって“みんなで遊ぶって楽しい!”満足感をたっぷり味わえるように援助していきたいと思います。

育ちの根っこにこだわろう(子ども一人ひとりの育ち)

去る15日の育児講座では人権について学習しましたが、身近なことには思えなかった方もいたかもしれません。しかし、皆さんの耳に届かないだけで、DVも虐待も身近に起きていることを、頭の片隅に入れておいていただきたいのです。 続きを読む 育ちの根っこにこだわろう(子ども一人ひとりの育ち)

集団の中での子どもたち

……葛藤してそして成長する子どもたち……

正月遊びを経験して、記号や文字、数字にと興味を示す子どもが続出。そして、それがクラス全体に広がって「〇の字が書ける。」と誇らしげに言う子どもが増えてきています。年度末は、子どもたちとつながりが深まり、できる子をモデルにして、月齢の低い子どもたちがひそかにそのことに取り組み、いつの間に!と驚くことがある時期です。そら組さんだけでなく、つき組さんやほし組さんでも見られるこの時期の現象です。 続きを読む 集団の中での子どもたち

集団の中での子どもたち

……葛藤してそして成長する子どもたち……

正月遊びで一色だった1月、コマ回しに凧揚げ、かるた取りやすごろくなどの遊びを経験して、記号や文字、数字への関心が一気に高まります。現在、そら組さんは、「聞くこと、読むこと、そして鉛筆と消しゴムを正しく使うことができるように」を目標に、午睡時間に文字・かず遊びに取組んでいます。あと2ヶ月で義務教育を受けることになる子どもたちですが、先生の話をしっかり聞いて、全員が揃って同じ課題に取り組むことができるようになるのは、とてもむつかしいことです。幼児期の月齢差というのは、そのまま力の差になります。でも、これからのふた月は、これから誕生日を迎える子どもたちが、4月5月生まれの子どもたちをモデルに、そうなりたい、あるいは乗り越えたいと、集団活動の中でグーンと力をつけていく時期です。 続きを読む 集団の中での子どもたち

集団の中での子どもたち

……葛藤してそして成長する子どもたち……

もうすぐお正月、30年度も残り3ヶ月となりました。最近の子どもたちの成長は目覚ましく、担任や友達との安心感はこんなにも子供を成長させるのかと驚きです。とくに、卒園を間近に控えたそら組さんは、就学までに身につけたい10の姿に確実に成長しています。文字や数への興味というより高い関心があって、しりと 続きを読む 集団の中での子どもたち

集団の中での子どもたち

……葛藤してそして成長する子どもたち……

11月25日、指宿市図書館大会(社会教育フェスティバルと同時開催)が開催されました。椋鳩十先生のお孫さんである久保田里花先生の講演がありました。椋先生は、20年ほど教職に就き、県立図書館の館長を20年ほど勤められました。本 続きを読む 集団の中での子どもたち

集団の中での子どもたち

……葛藤してそして成長する子どもたち……

就職して数日後、雨が降っていた、何となく無断欠勤、そのまま退職。遅刻を繰り返すので上司が注意、2週間後に『もう辞めます』。もっとわからないのは、就職してみたけど職場の雰囲気が自分と合わないと辞めてしまう。こんな話はまだまだあるのですが、共通しているのは決して先の見通しがあって仕事を辞めているわ
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集団の中での子どもたち

……葛藤してそして成長する子どもたち……

子どもにとって「ばか」「うんこ」「おしっこ」などは、ある種の快感を伴う三種の神器のような言葉のように思います。この言葉を使うと、大人はドキッとしてイヤな顔をし、回りの子どもたちは嬉しそうな顔をして笑い、一緒に言ったりするのです。すなわち聞いた相手が反応するので、他人の意識が自分の方に向いたぞ!という快感につながるからなのでしょう。これは人の気持ちを自分の方に向かせたい 続きを読む 集団の中での子どもたち