……「子どもをほめなくっちゃ」という前に、まずはママの
いいところを探してみませんか……
新年のスタートは、インフルエンザBで始まりました。子どもの「いいところ探し」を頑張ろうと思っていたら、子どもがどんどんお休みして少なくなっていきました。ここ数年A型が流行していましたから、B型の免疫力が低下していたのでしょうか。みんな慌ててマスクをしたり、こまめに水分補給をしたり、具体的予防対策に力を入れています。何といっても人混みは禁物。こんな時は、じっくり親子読書を楽しみましょう。(もしかして、テレビやビデオだと簡単でラクチンなんて思った人いませんか。)なぜ ビデオやテレビではなく絵本なの?と思っていらっしゃる方に。絵を見せたりお話を聞かせたりするだけならビデオやテレビでもいいと思ってしまいます。でもビデオやテレビでは受け手側の事情に関係なく、一方的に情報が与えられるだけ。それとは違い、絵本は、ここはゆったり、ここはスルーしてと、またあるページでストップして先に進まないこともあります。生活に必要な言葉を獲得する乳児さんやおひさま組のクラスでは、本の中の言葉を繰り返したり真似したり、友達や先生と「そうだよね」と共感しあったりします。そんな時子どもは絵の隅々まで観察し、その子に合わせて自在に楽しむことができます。時には絵の中から色々な情報を読み取っています。絵を「読む」ことができる。これはビデオやテレビではできません。そして、前月号にも書かせていただきましたが、情動の発達は1歳の時がピーク。だから、発達の欲求が満たされる嬉しい体験をたくさん積み重ねる必要があります。親子読書は、絵本を読んでもらう行為そのもの、読んでもらう時間や空間、共感してもらえる喜びといったふうに、全てが子どもにとって至福の時間です。これから先の世の中は、人工知能がどんどん仕事をするようになります。子ども達が社会に出ていくころには、現在の仕事の6割はなくなるという人もいるほどです。それはどんな社会なのか予測が難しいのですが、そんな未知の世界を子ども達は生きていくのです。難しいからとすぐ諦めるのではなく、自分の持てる力を出して考えて、そして様々に協力し合って、課題を克服していく力が求められています。だから乳幼児期の今は、大人の愛をいっぱい受けて自己肯定感の基礎をしっかり作りましょう。絵本を読んでもらうことで、子ども達の想像力は私達の思っている以上に大きく膨らみ、子どもはそれがまた快感なのです。想像する力は数のイメージにもつながり、やがて創造力へと広がっていきます。